2006年 08月 11日 ( 1 )

雪やこんこの「こんこ」ってなに?

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今週末はお盆でコールみやまもフリューゲルコールも練習はお休み。

練習日記も更新する必要がないのですが、見に来てくださっている方が
いらっしゃるという、うれしい状況ですので、東混コンサート用の曲の
歌詞について、少し勉強してみようかと思います。

①雪やこんこ霰やこんこ
   降っては降ってはずんずん積る
    山も野原も綿帽子かぶり
      枯木残らず花が咲く

②雪やこんこ霰やこんこ
   降っても降ってもまだ降りやまぬ
    犬は喜び庭駆けまわり
      猫は火燵で丸くなる

私がこの歌で思い出すのは、小さいころに童謡のレコードや
童話と音楽が一緒になったレコードをたくさん買ってもらって、
小さなプレーヤーにかけて、いつも聴いていたシーンです。

その中にこの曲もあって、雪の中でうれしそうにかけまわる犬の
絵と、火燵でまるくなる猫の絵が動物好きな私の心をとらえて、
その絵を見ながら、この曲を聴いていました。

だれでもが間違えそうなのが、この「雪やこんこ」の部分を
「雪やこんこん」と歌うことではないでしょうか。
山陰地方では、しっかりと「こんこん」と歌い、歌詞もまた若干
違うそうですから、おもしろいですね。

文部省唱歌が伝わった時代にどんな先生によって、歌詞を変えて
子供たちに伝えたのか、エピソードがありそうですね。

「こんこん」と言うのは、もちろん、雪が降りしきるさまのことを
言いますが、あえて「こんこ」だとすれば、「こんこん」とは
あきらかに違う意図が感じられます。

で、諸説あるとしても「来ん此」(ここに来い=もっと降れ)と
いうのが有力なんだそうです。

もちろん、その意味だとしても、「こんこん」という
降りしきるさまを表現する言葉に重ねたというのは想像に
難くないところですが、「雪やこんこん」と言う意味なら、
「雪やこんこん降っている」という風に文章のあとがつながらないと
歌詞としては中途半端な気がしますので、
「雪や来ん此」=「雪よ降って来い」という歌詞なら納得だなと
いう気持ちがします。

が、さらに言えば、今回のアルトの「こんこんこんこ…」の掛け合いは、
言わずもがなの雪がふるさまであり、三善先生はそちらの意味合いで
とらえていらっしゃることは間違いないでしょう。

歌う気持ちの上では「雪やこんこ」のところは、どんどん降れ降れと
いった幼い子供の雪へのあこがれ、たくさん積ったら雪だるまが
作れるぞといったようなわくわくする期待感といったものを込めた
歌い方というのが大切なのではないのかと思います。

田中先生のご指導もこの曲ではがらっと印象が変わりましたよね。
リズムにきちんと乗る。大事ですね。

雪のようすを思い起こしにくい真夏ですので、雪のときの写真を
のせてみました。私の作った雪だるま…か、かわいいですか(汗)
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by flugelchor | 2006-08-11 00:36 | 音楽雑記